この世界で最も自然に走れるランニングシューズ
週末の遊びとしても人気の高まっているトレイルランニング。そのトレイルランニング界からネクストブレイクのシューズブランドとして大きな注目を集めているTopo Athletic®︎を取材。
Topo Athletic®︎はトニー・ポストによって2013年に設立。
トニー・ポストの「TO」「PO」、これがブランド名の由来。トニー・ポストはVibram U.S.A.で11年間勤務し、CEOまで務めた人物。ベアフットランブームを牽引した「Vibram Five Fingers」の生みの親としても知られている。
ベアフット(Barefoot)とは「裸足・素足」の意味。
裸足のように歩く。走ることで、人間の足自体が持つ
バランスを取る力や蹴り出す力を引き出すことができる。
という考え方がベアフットラン。
“この世界で最も自然に走れるランニングシューズを創りたい”という思いを胸に〈Vibram Five Fingers〉のように、まるで裸足で走るような感覚をダイレクトに味わえるランニングシューズを開発。
- つま先の窮屈さを解放した幅広のトゥボックス
- 自然な接地感を生むロードロップ
- 長く快適に走り続けるための軽量性
これらを兼ね備えた地球上で最もナチュラルなTopo Athletic®︎は2020年には日本上陸。マラソン大会での試し履きや
ランニングショップとのランイベント、ランナーへのサポートを実施するなど精力的なアプローチをおこなっている。
トレイルランニングの魅力について。
「高尾山に行って走ってみないか」。
友人に誘ってもらったのがきっかけで
トレイルランニング(以後、トレラン)に
触れることになったのは4年ほど前。
「興味はあるけど、どうやって始めたらいいの?山道を走るなんてキツくない?装備を揃えなきゃダメ?」
そういった不安には駆られたけれど
『何はともあれ、まずは行ってみようよ。そもそも近くの高尾山だし』。
気軽な感じで出かけてみたら今では年に3~4回ほど大会にも出場するようになるほどに。
そんなトレイルランニングにハマったいくつかの理由を
お伝えしたいと思います。
1.山を走る非日常。
山に出かけて『走る』という非日常を味わえる。
自然に身を投じて自分をリセット。
自然のリズムに身を任せる。
「非日常」を体験することで
ありふれた日常にも感謝できるようになる。
2.自然の中を走ることで得られる開放感。
自然を走ることで自然と一体となる。
自然の中で解放感を得ていると心ものびやか。
悩み、余計な情報、ストレスの排除に。
虫や鳥の声、風や自然を感じられる爽快感も素晴らしい。
3.普段は走ることがない道・レース会場
トレランのコースは「山道」。そんなコースを走るだけで、ちょっとした旅行気分を味わる。
トレランレース会場は「冬はスキー場のゲレンデ」などが選ばれることもあり、
普段は走ることができない場所を走るだけでも興奮してしまいます。
頭にも身体にも刺激的でドーパミンがたっぷり放出される。
4.自然の変化に対する緊張感。
・足元には木の根元や水溜り
・石や岩などが転がっている
・凸凹の山を登り、降る
・変わりやすい天候
刻一刻と変化に対する緊張感は言い換えればエキサイティングな時間。
山道を登る時にはゆっくりだけど、
下り道を降りるときは自然に早くなる。
その瞬間にこれまで抑圧されていた
スピードが上がり気持ちも伴ないランナーズハイに。
5.走った後のご褒美タイム
コースとなる山の付近は水の恵みでおいしいものが食べられる場所がある。
新鮮な果物や野菜、美しい水で打たれたお蕎麦や地元の肉など。
トレランで頑張った自分たちへのご褒美タイムを楽める。
入浴施設や温泉も山の付近には多く、
汗を流して疲れた身体を癒せるのも
アフターケアに最高。
山道を走るなんて相当キツくない?と思う人も多いですが「全部走らなくていいんです。レースでも歩いている人いっぱいいるよ。」という私自身が初めてのトレランでもらったアドバイスをお伝えしておきます。
ギアを検討で走る前からワクワク。
最も大切なのはトレラン用のシューズ。
自分のスタイルを探すワクワクが楽しい。
走る前の準備からあれこれ想像しながら楽しめる!
山中なのでコンビニはなく給水のための水筒は最低限必要。
気候の変化にも耐えられるように雨具もあった方がいい。
走り切るためのエネルギー補給の食料も用意したい。
それらを持ち運ぶのに必要なトレランバックも持っておきたい。
Topo Athletic®︎ を履いてみた。
トレイルランニングをするために一番必要なのが「シューズ」。ウェアは普段のロードで使っているものを流用できるかもしれませんが、シューズに関しては専門のものを用意してほしい。大きな岩や石が転がり凸凹とした道。濡れた岩やドロの上を駆ける。悪路を走るためのグリップ力が備わるトレラン用シューズは不可欠。ネクストブレイクのシューズブランドとしてトレイルランニング界で評判の『Topo Athletic®︎』を履いて高尾山でトレラン初体験してきた感想を最後にご紹介。
Q1.トレイルランニングにどんなイメージを持っていたか?
キツい!危険!準備が大変。始めるのにハードルが高いイメージ。
Q2.普段は走っているか?YES OR NO
YES
Q3.週に何回、何キロくらい走っている?
週に2日程度、ロードを5~6km
Q4.実際に走ってみた感想は?
普段走るロードとは違い、自然の中で走る爽快感がよかった。下りの斜面は昔からの趣味のスノーボードのツリーランにも似たスピードの中で身体をコントロールする感覚が面白かった。きつかったけど、自分のペースで走れる様になればもっと楽しくなると感じた。
Q5.TOPOのトレイルランニングシューズを履いてみた率直な感想をお聞かせください。
前足部のルームが広いので足の指をしっかりと使い地面を噛んで走る感覚がこれまで履いていたランニングシューズとは全く違う印象。かかとはフィット、つま先はフリーな感じで履きやすかった。変な締め付けがなくてノーストレスな感じがいい。
着用したシューズはこれ。
MTN RACER 2(PRICE 24200yen)
MTN Racer 2はテクニカルトレイル向けの、軽量で軽快、かつ頑丈なボディを備えたMTN Racerの第2世代モデル。本モデルは通気性を高めた新しいメッシュアッパーを採用。外付けのTPUヒールカウンターは、足をプラットフォーム上に固定し、安定した走りを可能に。アップデートされた3ピースから成るミッドソールが足取りを導き、さらにZipFoam™の搭載で足元のレスポンスが向上。耐久性の高いVibram® Megagripアウトソールは、濡れた地面でも、乾燥した地面でも、あらゆる路面で究極の牽引力を発揮する。
TERRAVENTURE 3(PRICE 20,900yen)
新しく搭載された2種類のメッシュアッパーは、ヒールとミッドフット部分に安定感を、フォアフット部分に通気性と耐久性をもたらします。デュアルデンシティ(2つの異なる密度の)ミッドソールはOrthoLite®インソールとの組み合わせにより、しっかりとしたレスポンスを実現しながらも足元ではソフトで快適な履き心地を与えてくれます。アウトソールには、濡れていても乾いていてもどんな路面でも究極のグリップ力を発揮するVibram® Megagripを採用。広々と配置されたラグは泥や雪を上手く逃し、柔軟なとフォアフット部分のロックプレートはテクニカルなトレイルでも最適な防護力を発揮します。
全米足病医学協会(APMA)からの認証を取得。
2021年末、Topo Athletic®︎の製品が全米足病医学協会(APMA)の認証を取得。APMAは足の健康に有益且つ一定の効果が認められ、足病医(ポドロジスト)による審査を通過した製品のみに与えられる認証。「足の健康をサポートする靴」であることが医学的に証明されることに。ランニング時にTopo Athleticのシューズをチョイスする大きな理由になり、さらにこのブランドの人気は加速していくであろう。
新作のトレランシューズ・PURSUIT
快適性と耐久性、グリップ力を備えた0ドロップのモデル!しっかりと織り込まれたメッシュアッパーが、優れた通気性と耐久性を実現。安定的な弾力性で、快適な履き心地。アウトソールにはもちろん、あらゆる地形に対応するVibram®メガグリップを装備。
PURSUIT - Men’s
Blue / Navy
Olive / Clay
¥23,100(税込)
発売日:9月8日(木曜日)
https://www.topoathletic.jp/shopdetail/000000000127/pursuit/page1/recommend/